あらすじ
『朝鮮人には英雄、日本には敵となりえる奴を探せ』
1923年、関東大震災以降に広まった噂により、6000人余りの罪のない朝鮮人が虐殺された。事件を隠ぺいするために、興味を引く話題が必要だった日本の内閣は“仏霊寺”を組織し、抗日運動をする朝鮮の青年パク・ヨルを大逆事件の仕掛け人に仕立て上げた。
「彼らの望む英雄になってやろうじゃないか」
日本の策略に気付いたパク・ヨルは、同志であり恋人でもあるカネコ・フミコと共に日本皇太子の爆弾暗殺計画を自白し、死刑をも覚悟した歴史的裁判をスタートさせるのだが…
朝鮮最初の大逆罪人!話の通じない朝鮮人の中で最も話の通じない朝鮮人!歴史上、最も礼儀知らずな被告人!
日本列島を騒然とさせた史上初のスキャンダル!その中心に“パク・ヨル”がいた!