あらすじ 定年まで鉄原の高校に教師として在職した父が、定年退職を迎える日、離れて暮らしていた母と長男一家、次男は、真冬の鉄原に向かう。 「離婚しようと思う」 父の爆弾宣言後、暴雪吹き荒れる鉄原で、予期せぬ2泊3日の同居をすることとなった家族たち。 口数が少なく頑固な父と、感情を隠すことない母、腹黒い長男と優しいがせっかちな嫁、大人げない次男まで、個性的な家族らが冬の終わりにお互いの心の内を明かし始める。 家族の元へ向かう道は、 いつでも旅路となる。