あらすじ
心に深い傷を負ったことで“人間アレルギー”を発症してしまったキム・ミンギュ(ユ・スンホ)は、金融グループ理事会議長であり、最高株主。さらにIQ157、外見パーフェクトという最高水準の男!
だがこのアレルギーのせいで、女性の手すら握ったことのない、恋愛に関しては純粋無垢な男なのであった。
彼の生活は悲哀にあふれている。ヨーロッパのお城のような大豪邸に、ぽつんと一人暮らし。機械が唯一無二の友達で、機械を愛し、機械の誕生日を祝う…。
だが、ちょっとでも人に触れてしまえば、触れられてしまえば…すぐさまアレルギー症状が出てしまう。仕方のないことだ。
彼の症状は結構深刻。外に出るときは常にマスク、帽子、手袋を装備。そして症状が出たときにはすぐに抑制剤を打てるよう、注射器を持ち歩かなくてはいけない。
そんな彼の元にある日、手紙が届く…。
差出人は、ロボット研究所「サンタマリア」。
そして中には、USBメモリが。
メモリの中身を確認してみるとそこには…
“アンドロイドロボット”の紹介映像が入っていた!
「ミンギュさん、あなたを、このロボットの新しい主人に任命させていただきます」
***
後日、研究所を訪れたミンギュの前に現れたのは…
生きた人間としか思えないアンドロイド、名前を「アジ3」。
高性能人工知能ロボットなだけに、相手の心拍数や顔色などから現在の健康状態を把握でき、声のトーンで気分を読み取れる。
時には主人のためにギャグを飛ばすことも…。
そんな「アジ3」をミンギュは気に入り、早速家に送るよう「サンタマリア」に依頼する。
だが、実際家に届いたアンドロイドは…
ロボットのふりをした、「アジ3」そっくりの女性、チョ・ジア(チェ・スビン)だった!
そんなこととは露知らずなミンギュ…。
“人間アレルギー”患者である彼の運命は?
そして、ジアはいつまでロボットのふりをしていられるのだろうか…?!