あらすじ
一件の殺人事件をめぐって、容疑者となった女性がいる。大韓民国最高のニュースキャスター、コ・ヘラン(キム・ナムジュ)だ。
長年、冠番組を背負ってきた彼女だが、世間からは「世代交代」を囁かれつつあり、コ・ヘランの時代は終わりを迎えようとしていた…。
実際、彼女の座を狙っている若手キャスターがいる。それは、ハン・ジウォン(チン・ギジュ)。
認知度、人気も上昇中の彼女だが、実は“欲望の塊”とでも言えるような性格。
幼い頃からコ・ヘランの姿を見て育ち、キャスターになる夢を抱いてきた。現在は朝のニュースを担当しており、ヘランの夜の看板番組の座を奪おうとしている…。
そんな中、ヘランの母が病気で亡くなった。
やむをえない休暇…ジウォンはその機を逃さなかった。
ヘランが不在の間に、看板番組の代理キャスターを務めることになったのだ!
母の死…、略奪されたキャスターの座…、
一度は絶望に陥ったヘランだったが、
“泣いてどうなる?泣いたところで母が戻ってくるの?”
死ぬまで“コ・ヘラン”の名を守り続けるよう母から言われた言葉を思い出すと、涙一つ見せることなく、すぐさま、キャスターの座を奪い返しに出た!
キャスターの座を取り戻す方法は、ただ一つ。
上司から出された条件「プロゴルファーのケビン・リー(コ・ジュン)を番組に呼ぶこと」。
これをクリアすることだ!
だが、ヘランはまだ気付いていない。このケビン・リーこそが、嵐を呼ぶ男であるということを…。