あらすじ
チェ・ジャヘ(コ・ヒョンジョン)は、TV番組法廷ショー『リターン』の司会者だ。彼女は今、圧倒的な知名度と影響力を持つ女性弁護士である。
情熱的で堂々とした性格の彼女は、32歳という少し遅い年齢で司法試験に合格した。
家柄は決して良くない。学歴も高卒。にも関わらず、司法研修を主席で修了し、見事判事に任命された努力家だ。
その後身辺で様々な理由が重なり、実は一度判事という職を下りていたのだが、とあるテレビ局から法廷ショーのオファーを受けることに。
『リターン』の司会者となったジャヘの手腕で視聴率はみるみる上昇していき…現在に至るというわけだ。
そんな彼女にある日、同級生のクム・ナラ(チョン・ウンチェ)から弁護の依頼が舞い込んできた。
クム・ナラは弁護士の資格“だけ”を持つ“ペーパー弁護士”。大学卒業前、試しに受けた司法試験で合格してしまうという頭脳の持ち主だが、卒業して一年後に結婚。今は財閥家の跡継ぎである旦那の下、専業主婦として幸せに暮らしていた。
しかし、その彼女の夫がある日突然、犯罪者となってしまったのだ…!
夫にかけられた容疑は、“愛人の殺害”。
殺人容疑者となってしまったこともショックだが、さらに愛人がいたという事実まで知ったナラの辛さは計り知れない…。
ただ、当の夫は
「殺していない…」
の一点張りだという。
ジャヘ自身、はじめはナラの夫が真犯人であることが有力だと思っていた。しかし、事件を調べていくうちに、3人の男性が捜査線上に浮上してきて…