あらすじ
タン(キム・ミョンス)は、夢への情熱を持つ、売れないバンドマン。
長く付き合った彼女、ダイン(ユン・ソヒ)とも倦怠期が続き、なんとも冴えない日々を送っていた。
そんなある日、有名芸能事務所・KGエンターテインメントから突然スカウトを受けたタン。
事務所に向かうと、女社長のカン理事(イ・テイム)からデビューの提案をされる。
喜ぶタンだったが、これには条件があった!
一つめの条件は「バンドではなく、ソロでデビューする事」、二つめの条件は「付き合っているダインと別れる事」だった。
バンドで売れたいという熱い情熱を持っていたタンは、カン理事の提案を一度は断ったものの、借金取りに負われる現実を目の当たりにして嫌気が差し、バンドは解散、ダインとも別れ、結果、ソロデビューをする事に。
その帰り道、フラフラと歩いていたタンは、誤って川に転落。
溺れそうになっているところに、以前見た事のある赤いマントを着たマッチ売りの少女が目の前に現れた!
そしてタンに問うのだった。「幸せなの?」と…。
次の瞬間、ハッと目を覚ましたタンは自分の部屋にいた。
日付を見ると、10月4日。昨日の日付である…。
すると、昨日と全く同じ出来事が起き、困惑するタン!
その度にやり直そうと悪戦苦闘するが、何回も何回も10月4日だけが繰り返されていた。
絶望するタンだったが、何度も繰り返される10月4日を逆手にとり、賭けで大金を稼ぎ、遊び呆けるタン。
一方、遊び呆けるタンとカン理事が仲良さげに歩く姿を見たダインは、その帰り道、事故に遭って、帰らぬ人となってしまい…!