あらすじ
高級ホテルの一流中華料理店でシェフとして働くソ・プン(イ・ジュノ)は、結婚を控えた彼女がいる。
幼い頃からの付き合いの2人だったが、実はその彼女、ソ・プンの知らないところで浮気をしていたのだ…。皮肉にもその浮気相手は、ソ・プンの働く中華料理店の代表(キム・サグォン)!
そんなこととは露知らず、近々昇進を控えていることを誇らしげに彼女に語りながら、これからの2人について嬉しそうに話すソ・プン。気持ちも早まり、婚姻届も出す前から、結婚式を執り行うこととなった。
だが当日、メイクから衣装まで準備する美容室になかなか現れない彼女。心配していると、隣の席から馴れ馴れしく話しかけてくる一人の女性が…。
その女性の名前はタン・セウ(チョン・リョウォン)。結婚式を前に、予行演習を行うのだという。「夫は今婚姻届けを出しに行っている」だとか、「夫がサプライズを用意してくれているらしいのだけど、どう思うか」などなど…幸せいっぱいのマシンガントークに対応し切れず、呆れて無視し始めるソ・プン。
すると、やっと彼女が美容室にやってきた。その表情は浮かない様子だが、今日は晴れの結婚式だからと、ソ・プンは見て見ぬフリ。「ごめんなんて謝る必要ない」と語りかけ、結婚式は予定通り行われたのだった。彼女の浮気相手が見守る中で…。
数日後、ホテルの食事会場で料理を振舞っていたソ・プンは、そこでタン・セウと再会する。高級料理が並ぶ中で、庶民の料理「チャジャン麺が食べたい」と駄々をこねるセウ。だが、格式高いホテルにそんなものを作る材料はない。ソ・プンは仕方なく、道路の向かいにある中華料理屋から材料を調達することにした。
そしてこの日を境に、ソ・プンの人生は大きく変わることに…。