あらすじ
教会で、ある女のインタビューが始まった。
左頬に火傷を抱える彼女は、自分の人生を狂わせた3人を殺した、殺人犯である。
自分が殺人犯となってしまったいきさつを、漏れのないように記事にしてほしいと話す彼女。彼女の口から、語られるストーリーとは…。
彼女の名前はウンジュ(チョ・ヨジョン)。夫のサンウォン(キム・ミンジュン)と、3人の子どもに恵まれ、ウンジュの生活は、いつも羨望の眼差しにさらされていた。
あの日、あのベビーシッターが来るまでは。
そのベビーシッターとは、サンウォンの母の紹介で、ウンジュの家に来る事になったソクリュ(シン・ユンジュ)。
ウンジュは最初から、ベビーシッターであるにも関わらず短いスカートを履いていたり、韓国の名門大学出身であるソクリュの事を、あまり好きではなかった。
なんとなく、嫌な予感がしていたのだ。
そして、ウンジュの嫌な予感は的中する事になる。
夫のサンウォンが、ソクリュに惹かれ始めていたのだった。
その事に気づいたウンジュ。だが、一時的な気の迷いだと思っていた。
だが、サンウォンはどんどんウンジュにのめり込んでいく。
ウンジュが家の中で大事にしていた部屋でも、サンウォンとソクリュが密会を重ねていたと知ったウンジュは、ついにソクリュをクビにする。
サンウォンの親友であるヨンギュン(イ・スンジュン)からも、想いを寄せられていたソクリュは、強気な態度でヨンギュンと結婚すると言い放ち、ウンジュの家を去る。
だが、ウンジュ達の人生は、ここから少しずつ崩れていき…。