あらすじ
今でも夢でうなされる、幼い頃の記憶…。
マ・ソンテ(ヒョヌ)は、幼少期に誘拐されたことがあった。何日か後に発見されたとき、彼の胸には何かの痕ができていたと同時に、誘拐されていた間の記憶はきれいに消えてしまっていた。
それでも未だ夢に見る、“長い髪の女性”と“2階建ての木造の建物”、“自身の胸に向けられる鋭い刃物”…ソンテを苦しめるこれらは一体何なのか?
「S&Pフードビル」の常務として働く彼は、仕事の傍ら夢に出てくる建物を秘書に探させていた。
そんなある日、彼は秘書の運転する車で移動中、通行人にぶつかってしまう事故が起きた。
被害者の女性は、ソンテと秘書を睨み付け、そのまま立ち去ってしまった。車に大きなへこみを残して…。
その後、その女性の正体を知ることができずにいた彼だったが、自ら建物探しに出向いていたところ、偶然その女性に再会!
声をかけるも女性はソンテのことがまったく分からない様子で、話しかけるソンテを煙たがった。仕方なく別れたソンテだったが、探している建物の場所を示す地図通りに車を走らせると、車の前をずっとさっきの女性が歩くではないか…。
後をつけているわけでもないのに、前を歩き続ける女性。
すると、彼女は途中である建物に入っていった。
ソンテはその建物に見覚えがあった…。
その建物こそまさしく、夢に出てくる建物だったからだ!