あらすじ
病を患った妻の入院費をまかなおうとして、犯罪者になってしまったヨンフン(チェ・スジョン)。
たった一人の娘ドラン(ユイ)が生まれたばかりの彼だったが、裁判では無残にも無期懲役を告げられてしまった…。
収監されたヨンフンの元に、実の兄弟のように育ったドンチョル(イ・ドゥイル)が娘を連れて面会に来るも、ヨンフンは「そんな子は知らない」と顔を見ようともしなかった。
見かねたドンチョルは
「俺が育てる」
と宣言。
するとヨンフンは「死ぬまで俺の娘だということがバレないようにしてくれ」とお願いするのだった。
そして、1歳にも満たないドランはドンチョル家へ。
当時、ドンチョルの妻は妊娠しており、突然旦那が家に連れ帰ってきた赤ん坊を見て驚愕した。ほかに見る人がいないこと、大事な人の子どもであることを説明したドンチョルだったが…
後に2人の間に生まれたのは女の子。その子とドランが喧嘩するたび、「お前が悪い!」とドンチョルの妻から責められてきたドラン。
終いには
「あんたは橋の下から拾ってきたのよ」
と言われる始末!
それでも、父の代わりをしているドンチョルを頼りに生きたドラン…。
そうして、27年が過ぎたある日。
思いがけず、ヨンフンは模範囚として出所することとなった。
出所当日、ヨンフンに会いに行ったドンチョル。
ヨンフンは彼に、ドランの未来のため、会わないように生きようとドンチョルに言い残し、姿を消すのだった…。
一方、ドランには更なる辛い出来事が起きた。
ドンチョルの妻から、実の両親ではないことを突然告げられ、衝撃のあまり家を飛び出したドラン!
そんなとき、ヨンフンが一人で外を歩くドランの姿を発見し…。