あらすじ
高麗時代。羽衣を失くした仙女がいた。
その仙女の名はオクナム(コ・ドゥシム)。彼女は羽衣のありかを知る人間の木こりと出会い、恋に落ち、結婚して子どもをもうけるが、夫は羽衣のありかを言わないまま、先立ってしまった…。
結局羽衣を見つけ出すことができず、オクナムは天に上がれないまますっかり老婆に。それでも、鶏龍(ケリョン)山でバリスタをしながら699年もの間、夫の生まれ変わりを待ち続けていた。
そんな彼女の前に、夫の生まれ変わりと思しき人物が現れる!
生物学の准教授であるイヒョン(ユン・ヒョンミン)は、最年少で准教授になった秀才。口を開けば文句ばかり、何事も疑ってかかる面倒な人物だ。だが最近、彼はひどい不眠症に悩まされていた。
そんなイヒョンはある日、助手で大学院生のグム(ソ・ジフン)と一緒に、グムの実家へと向かう途中、偶然オクナムが営む喫茶店に入る。
喫茶店を出たイヒョンとグムは、山道で道に迷ってしまい、ある滝つぼを発見。すると、そこで水浴びをしている人が…
そこにいたのは、先ほどの喫茶店の主人であるオクナムだった!
だがその姿は先ほどの老婆の姿とは違い、若い姿のオクナム(ムン・チェウォン)で…
699年間、夫の生まれ変わりを待ち続けたオクナムの前に現れた夫候補は、なんと2人!?
果たしてこの2人は夫なのか、オクナムは無事に羽衣を見つける事ができるのか?