あらすじ
1591年(宣祖24年)~1623年(仁祖1年)は外乱と内乱、反政が起きた激変と混乱の歴史。乱世を貫いて王朝の命運を守ってきた歴史の主役たちとこれらをだき抱いた女人たちの話が展開される..「王の女」は統治者たちが宮廷を中心に展開させていく政治ドラマに、深い川の水のように静かだが決してその流れを無視することができない庶民たちの喜怒哀楽が共に絡まって進められて行く。
懿仁(ウィイン)王后(イ・ヒョチュン)は20年経ぎても王子を産むことができず、宣祖(イム・ドンジン)の愛を独り占めしている仁嬪金氏(イ・へスク)は自分の息子である信城君(キム・ヨンチャン)を跡継ぎにさせようと欲を張る。そんな渦中に仁嬪金氏の兄の金公諒(キム・ハクチョル)は信城君に忠誠を誓った豪族と地方官たちの名簿をイ・ハンミン(イ・フン)に奪われる。家門の濡れ衣を晴らす事を決心したイ・ハンミンは、そのまま臨海君(キム・ユソク)を尋ねて名簿を捧げて忠誠を誓う。