あらすじ
8歳で不思議な能力を手に入れてしまった男の子。
きっかけは火事だった。その事故で両親を亡くしたイ・アン(パク・ジニョン)は、相手に触れた瞬間、その人の経歴や記憶をみることができる“サイコメトリー”の能力が使えるようになってしまった。
だが、8歳で両親を亡くした上に、不思議な能力を得たことは、アンにとって苦しみ以外の何ものでもなかった…。触れてしまえば最後、名前も知らない人の幼い頃の虐待の記憶、犯罪の記憶、裏切りなどの思い出を見てしまうから…。
そのためアンは、真夏でも長袖を着て、なるべく人に触れないようにし、満員電車や温泉、スポーツなどのスキンシップを伴う場所へ行くことや行動を避けて生きてきた。
失くすものもなかった彼は、いつ死んでも良いと、今すぐに死んでもかまわない。そう思って生きてきた17歳の冬。
火事の事故から自分を救ってくれた、命の恩人ソンモ(キム・グォン)に再会したことがきっかけで、アンは自分の人生について考えるように!
警察官になることを夢見るようになったソンモは、自分の能力を活かし、検事になったソンモと警察官のウン・ジス(ダソム)と共に、悪いやつを捕まえ“サイコメトリー”の能力をパワーアップさせようとするのだが…。