あらすじ
一風変わった司祭がいる。
アルコール依存症初期、禁煙禁断症状によるかんしゃく、ひどい毒舌に皮肉。さらには情動調節障害まで!
こんなひどい症状を持っている男性の名は、キム・ヘイル(キム・ナムギル)。彼はなぜカトリック司祭となったのか。
ヘイルは10数年前まで、国家情報院、特殊チームの要員だった。分析力、洞察力、判断力に優れ、優秀だった彼だが、衝撃的な事件に巻き込まれ、国情院を出る事に。
途方にくれていたヘイルは、命の恩人イ・ヨンジュン神父と出会う。
そして、せめてもの罪滅ぼしにと修道院に入り、司祭の道を歩む事となったのだった。
だが、そんな恩人のイ・ヨンジュン神父が、突然謎の死をとげる。
警察はこれを自殺と判断したが、“これは単なる自殺ではない”…そう思ったヘイルの怒りは再び頂点に。
ちょっとおばかな刑事ク・デヨン(キム・ソンギュン)、権力に忠実でどんな状況も自分のペースにしてしまう検事パク・ギョンソン(イ・ハニ)と出会い、ヘイルは過去の要員時代に培ったずば抜けた才能で、事件を捜査して行く…。