あらすじ
ある秘密を抱えた大君と、自由奔放な女性史官が繰り広げる宮廷ラブコメディー!
舞台は19世紀の朝鮮。朝鮮王朝の大君であるイ・リム(チャ・ウヌ)は宮廷の中でひっそりと暮らしているが、実は「梅」というペンネームで活動する恋愛小説家。
ある日、自分の小説がどのように読まれているのか気になったイ・リムは、小説の新刊が出る日にこっそり宮廷を抜け出し、街に繰り出した。
すると、街の本屋で自分の小説を読んでいる一人の女性に出会う。その女性はク・ヘリョン(シン・セギョン)といい、イ・リムは彼女に一目ぼれをしてしまう。
だが、ヘリョンはイ・リムの新刊を「退屈でたまらない」と酷評し、その場を立ち去るのだった…。
絶賛職探し中のヘリョンは、本屋の主人から一度だけ恋愛小説家「梅」のフリをしてくれないかと頼まれる。それを一度は拒否するヘリョンだったが、以前、貧しさゆえにヘリョンから時計を盗もうとした賤民の子どもが頭をよぎり、その子を救う為、「梅」のフリをする事を引き受ける。
一方、イ・リムは自分であるはずの「梅」のサイン会が行われると聞き、その「梅」が偽物であると知りつつも、サイン会へと向かう。
だかしかし、そこにいたのはあの日出会ったヘリョンで…