あらすじ
ウンス(チョン・ジョンミョン)は、幼い頃自分のもとを去った母に会いに行く時、事故に遭って気を失ってしまう。
夜更けに目を覚ました彼の前には、一人の少女がたたずんでいた。
ウンスは惑わされたように少女の後を追い、3人の子供たちが住む"子供たちの楽しい家"へと向かう。
絵本から飛び出したような外観の家は、おもちゃとお菓子でいっぱいの子供たちの天国である。
しかし、電話は通じず、家の前にそびえる森は、出口のない迷路のような森…。
「私たちには何でもあるの。想像さえすれば、できないことなんてないんだから。」
外との付き合いがないというのに、食卓にはいつも豪勢な料理が並び、屋根裏部屋からは妙な泣き声まで聞こえる。
森はいつも迷路のようで、子供たちに教えてもらったとおり進んでも、もと来た道に戻ってしまう。
説明のできないことばかりが続き、ウンスは子供たちが何か隠していることに気づくようになる。
まるで子供たちの計画かのように、家にはウンスのような迷子の大人たちがやって来る。
ウンスの不安と疑いは深まる…。