あらすじ
今から15年前、父の転勤により、ソウルから小さな都市へと引っ越すことになった、受験生のパク・セロイ(パク・ソジュン)。
警察官が夢の彼は、警察官の体力試験を受けに行く途中、駅で同級生と思われる女学生が、老人を押しのけている場面を目撃する。
見過ごすわけにはいかないと、セロイはその女学生を捕まえ、謝罪するよう促すも、彼女に響くことはなかった…。
ある日、セロイは父と共に、父が支援している児童養護施設へ向かった。するとそこで、父のことを親しげに呼ぶ人物が…
顔を見て驚き!なんとその人物は、駅で会った女子学生スア(クォン・ナラ)だったのだ!
さらにセロイが転校する学校もスアと同じ、そして席は隣同士になるという、偶然が重なっていく日々…。先行き不安なセロイは、さらにクラスである問題を見つける。
それは、クラスメイトを教室内で堂々といじめる男チャン・グンウォン(アン・ボヒョン)の存在だった。
このいじめの事実を知っても注意する気配のない担任。
それもそのはず、グンウォンの父はある企業の会長だったのだ。
さらには、セロイの父親の上司でもあった。だが、そんなことを知る由もないセロイは、グンウォンを殴ってしまう!
学校に呼ばれたセロイの父とグンウォンの父。グンウォンの父である会長は、セロイに
「膝をついて謝ればなかったことにしてやる」
と謝罪を要求。だが、そんなことはできないとセロイが反論!当然父に責任を問いた会長だが、セロイの父からは「息子の意見が正しい」と、思いもよらぬ返答が。
この件でセロイの父は会社を解雇され、新たな人生を歩むことに。
新たな人生と言えど、苦悩の道ではなく、充実した毎日を送っていた。だが、そんなある日…事故により、セロイの父が死亡してしまった。
スアの証言により、その事件の犯人が、あのチャン・グンウォンだと分かったセロイは…