あらすじ
169cm、95kgという巨体の持ち主、カンナ(キム・アジュン)の楽しみといえば豚の3枚肉を食べること…。
そんな、カンナにも人並み以上の立派な取り柄がある。
誰もが聞き惚れる天才的な歌の才能である。
カンナの職業は歌手、正確に言えば"影の"歌手である。
自分は、美しくないし、ステージにでも、人生でも、スポットライトが当たることはないが、想いを寄せるプロデューサーのサンジュン(チュ・ジンモ)をモニター越しに眺めることで満足していたカンナであった。
サンジュンを想えば、入院中の父親の治療費のために続けるテレクラのアルバイトも辛くはないと…。
しかし、サンジュンの誕生日会で「カンナには才能はあるが、美貌はない。あわれんで、放っておけばいい。」というサンジュンの本音を聞いてしまう。
絶望をさまよった果てに、彼女は壮絶な決意をする!
全身整形することで、巨体の"カンナ"とは、きっぱり別れを告げることを!
贅肉とともに捨て去ったカンナという過去に、自分の幸せはないのだと固く信じ!
捨て去った過去と引き換えに、カンナは歌手として成功できるのか?
そして、サンジュンの愛も手に入れることができるのか?