あらすじ
私が奏でるから、あなたはリズムを刻んで!
あなたの目と耳を疑わせるような、魅力的な“パンソリボクサー”がやってくる!
ある時はボクシングチャンピオンの有望株として、華やかに注目されていた元プロボクサーのビョング(オム・テグ)。
だが、たった1回の消すことのできない失敗のせいで、ボクシング協会から永久追放されてしまう。
そんなビョングはパク・グァンジャン(キム・ヒウォン)のツテで、体育館の雑用として働きながら生きていた。
もう一度ボクシングをやろうという気持ちはあったが、泣きっ面に蜂のごとく、脳細胞が損傷する「パンチドランク」の診断まで受けてしまう。
ある日、ビョングが捨てた診断書を持って、ビョングの勤める体育館まで訪ねてきた新人官員のミンジ(イ・ヘリ)は、ボクシングに対するビョングの熱い情熱を知り、ビョングを応援することに。
ミンジの応援を受けて、忘れていた未完成の夢であり、ビョングならではのスタイルである“パンソリボクシング”を完成させる事を決心したビョングは、人生で最後になるかもしれない、一番無謀な挑戦を始める。