あらすじ
現在の韓国は、政府の51%もの持ち分を保有する銀行の、不渡り問題に直面している。
これは権力と欲望が交差する韓国金融界の中で、必死に正義と信念を持って戦う人々の物語である…。
いくら必死に働いても、給料は高級住宅街の家賃ほどにも値しない現実。
結局、誠実に働くよりも、お金を稼ぐ要領がよい者が得をする不合理な社会。
金融庁・金融対策庁の課長であるチェ・イホン(コ・ス)は、今までの国家の不渡りを指摘し、今すぐにでもこの金融問題を解決しないといけないと、国選検事に主張をする。
これにより、金融委員長が解任され、新しくホ・ジェ(イ・ソンミン)が内定する。
イホンはある主銀行を売却しようとする流れの中で、自身の私幕ファンドであるバハマへ、主銀行を移そうと考えるホ・ジェとの、確執が生まれていく。
金融庁・企画財政部の事務官であるイ・ヘジュン(シム・ウンギョン)もまた、バハマへ移す目的の為に、操作されたBISの比率と、その実態を明らかにする決定的な証拠を入手し、ホ・ジェへの対立構成が生まれた。
イホンとヘジュンに全面的に対立するホ・ジェ、そしてその裏に隠された巨大金融界の闇とは…?