あらすじ
「私の復讐に、翼を授けて…」
出産間近のミヨン(チェ・ミョンギル)は、生まれてくる子どもに会う事を楽しみに待ちながら、ハーブ化粧品の開発に勤しむ夫のミョンホ(イ・ジョンフン)と共に静かに暮らしていた。
だがある日、ミョンホは5年間もの間独自に開発していたハーブ化粧品が、大手企業であるジェイ化粧品から発売される事を知る。
反発するミョンホだったが、盗用した事を知られたくないジェイ化粧品の婿養子であるク・ジェミョンに命を狙われてしまう…!
そして自分の後輩であり、新聞記者のインチョル(イ・フン)の元へ行き、特許書類や、ハーブ化粧品を盗用された証拠をインチョルに預ける。
だがその帰り、ミョンホは交通事故に巻き込まれてしまうのだった…。
ミョンホが事故に遭ったと聞いたミヨンは急いで病院へと駆け付けるが、脳死判定が下されるかもしれないという医師の言葉を聞き、衝撃で倒れてしまう。
それと同時刻。ジェミョンの妻であるユンギョンも陣痛で同じ病院に運ばれ、2人は同じ時間に同じ病院で息子を出産した。予定より早く生まれてきた2人の子どもは保育器に入る事に。
ユンギョンはジェイ化粧品の1人娘であり、生まれてくる子どもは跡取りとして、大きな期待がかけられていた。
だが、夜中に容体が急変したユンギョンの子ども。ユンギョンの親友でもあり、担当医のウナ(ジ・スウォン)は、病院から呼び出されるが、失恋を引きずり自暴自棄になっていた。
やっと呼び出しに気づいたウナは、急いで病院へと向かうが、処置もむなしく、ユンギョンの子どもは死んでしまう…。
当直であった自分がいない間に容体が急変し、死んでしまったことが明らかになるのを避けたい病院長でもあるウナの父は、ウナに子どもを取り替えろと言いつけ、ウナは迷った末に子どもを入れ替えてしまい…