あらすじ
各自の目的で森に来た2人の男女が、特別な経験と愛を通して幸せを探していく物語。“痛み”を抱えた2人の男女とは…
外科研修医として働くチョン・ヨンジェ(チョ・ボア)と、国内屈指の投資会社であるRLIの投資本部長であるカン・サンヒョク(パク・ヘジン)だ。
チョン・ヨンジェは、成功の道を辿っている女性。表から見たら幸せそうな人生に見える彼女だが、実は10年前からパニック障害を抱えていた。その事実は隠しながら働いているヨンジェ…病院では、ずば抜けた手術技術で周りから一目置かれている。
一方のカン・サンヒョクは、手がける事業はすべて多額の収益率を出す、M&Aのスペシャリスト。冷徹なところが玉に瑕。だが彼にも抱えている“痛み”があった…それは「幻肢痛」。突然走る四肢への痛みは、麻酔薬でなくては抑えられないほど。さらに、麻酔薬が効いている間サンヒョクは動くことはできるが、その間の記憶はないのだ…。
そんな彼が診療のためにヨンジェの務める病院を訪れる。麻酔薬が効いている最中、立ち寄った院内のカフェにて2人の出会いが始まる…