あらすじ
とある放課後、雨の中友達と下校しようとしていた小学生のチャ・スヨン(チェ・スヨン)を呼ぶ女性の姿。
友達は「あなたのこと呼んでるんじゃないの?」と聞くも、自分ではないと答える。
実はその女性はスヨンの母親だったのだが、聴覚に障害があり、そんな母の存在を恥ずかしく思っていた彼女は友達にそのことを言えなかったのだ…。
母は、娘が雨に濡れるといけないと傘を持ってきてくれたのだが、それを無視して歩き続ける娘を追いかけ、横から来ていた車の音に気付かず轢かれてしまった!そして母は、その事故で帰らぬ人に。スヨンの父も聴覚障害があり、手話でのやり取りを面倒くさがり対応をおろそかにした警察官へ、スヨンはある供述をしたのだ。
「犯人を見ました、車のナンバーも覚えています」
そしてスヨンは気づく。自分には、見たものすべてを詳細に記憶する能力を持って生まれたということを…
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あれから20年。
彼女は現在、地域警察官となっていた。
ある事件をきっかけに、スヨンのあの特殊な能力を知った班長が、とある最高犯罪心理分析家のもとに彼女を連れて行くことになり…