あらすじ
幼い頃、父が事業を始めるために会社を辞める決意をしたことで、両親が離婚。離れ離れになった仲よし姉妹、インジェ(カン・ハンナ)とダルミ(ペ・スジ)は、インジェは母の方に、ダルミは父の方について行くことに決め、祖母と共に暮らした。
ホットドッグ屋をしている祖母はある日、ダルミらと同年代の男子学生(ナム・ダルム)が、行く場所を失っているところを見て、うちで住みなと招く。その後、姉も母もいなくなってしまい寂しい思いをしているダルミを元気づけようと、祖母はその男子学生に「手紙を書いてほしい」と依頼する。
なぜ自分が…そう思いながらも、その男子学生は同年代の子が書くような内容を書き、名前は、そばにあった新聞に載っていた“ナム・ドサン”という名前を使うことにした。
この名前が、将来大ごとになるとも知らず…。
一方の姉妹は、離れ離れになってからもたまに会っていた。だが、ある日インジェから衝撃の事実を告げられる。
「お母さん、再婚したの。新しいお父さんの仕事でアメリカに移民するんだ」
新しい父を選んだ上、その人が金持ちであることなど、父を選んでついて行ったダルミに対し見下す言い方をしてきたインジェ。その日から、2人の仲は悪くなってしまった。
その後、ダルミの父は、事業がようやくスタートしようとした時、交通事故に遭い、亡くなってしまった…。
それからは正反対の生き方をしてきたインジェとダルミ。大人になった2人は、ある講演で再会した。相変わらずダルミの暮らしぶりを憐れんでくるインジェを見返そうと、昔話していた“ドサン”と今でも縁が続いていることをアピール。
インジェに誘われたパーティにドサンと参加すると大口をたたいたダルミは、ドサン探しに出るのだが…。