あらすじ
ここは1994年、大韓帝国。父である皇帝を今まさに目の前で亡くした、息子であるイ・ゴン(イ・ミンホ)。父を殺したのは、父の弟であるイ・リム(イ・ジョンジン)だった。
殺害現場を目撃してしまった幼いゴンさえも叔父は殺そうと首に刃を向ける。そして次の瞬間…。
銃声と共に、全身黒づくめで顔も見えない誰かが一人、その現場を襲撃しに来たのだ!
瞬く間に叔父の護衛らは撃たれていき、危機を感じた叔父は残りの護衛と共に逃げ出すのだった…。
叔父に殺されそうになったゴンだったが、その人物のおかげで一命をとりとめるが瀕死の状態。残った力を振り絞り、その襲撃してきた人物が首から下げていた名札を奪い、気絶してしまった。
そして逃げた叔父は、竹林へと向かっていた。するとそこで出会わせたもの…それは、別世界へとつながる門だった!
そして時は流れ、2019年となった大韓帝国。
父の死後、皇帝となったイ・ゴンは、乗馬をしている最中、ウサギの着ぐるみを着た人物を目撃する。その人物を目撃するのは今回で二度目だった。一度目は見失ってしまったが、今回はしっかり後を追いかけて行き…たどり着いた先は竹林だった。またしてもその人物は見逃してしまったが、目の前には…あの叔父が通った別世界につながる門が出現!
恐れることなく通り過ぎたゴンがついた先は、2019年の“大韓民国”。
突然白馬に乗った皇帝が景福宮のど真ん中に現れ、周囲は騒然。
そんな中、居合わせたソウル警察刑事のチョン・テウル(キム・ゴウン)は、彼に制止するよう要求する。そしてゴンは、そんなテウルを見て驚愕…なんと、父の死の現場で自分を守ってくれた黒づくめの人物から奪った名札と同じ人物だったからだ…。