あらすじ
1996年に放送された、韓国SBSの正月特別2時間ドラマ。
人生は、コムタン(牛骨スープ)とよく似ている…そう語るのは老婆スンニョ。
貧しい家を救うため、米と引換えに嫁ぐことを決意した幼いスンニョ(リュ・ヒョンギョンのちキム・ヘス)は、1919年の正月、厳しい雪の中を輿に乗り、チョンリョン(チョン・ウソン)の道案内で嫁ぎ先のチョン家へと向かう。
スンニョは、男たちのために毎日コムタン(牛骨スープ)を作るのが日課のチョン家で、ひたすらコムタンを作るだけの日々。
3年後、スンニョは一人息子のインソン(リュ・シウォン)と式を挙げるが、インソンがソウルの学校に入学したため、会えるのは長い休暇の時だけだった。
そんなある日、インソンが友人のジェフン(ハン・ジェソク)を連れて帰郷する。
不満に思うスンニョだったが、次第にジェフンに淡い思いを抱き始める。
一方、夫のインソンには、ソウルにチェボン(ソ・ヘリン)という愛人がいたが、ある時、チェボンが突然家に押しかけて来る。
悪びれるどころか開き直るインソン。
スンニョは、インソンとチェボンの3人で、一つ部屋に並んで寝るしかなかった。