あらすじ
軍事政権下、ブルースリーに憧れて育った高校2年生のヒョンス(クォン・サンウ)は、母親が地価高騰を予想した新興住宅地へと引っ越してきた。
テコンドー師範の父親は人格者と評判だったが、その実、拳でヒョンスをしつけている。
ヒョンスは、マルチュク通りの男子校に転入することに。ヒョンスが転入したクラスは問題児たちの寄せ集まりで、中でもウシク(イ・ジョンジン)は、クラスのボス的存在だった。
ブルースリーのまねが得意で人気者のウシクは、卑劣な風紀委員のジョンフン(イ・ジョンヒョク)と権力争いの日々。
そして、バスケットボールの試合で活躍したヒョンスは、ウシクの仲間として迎えられる。
ウシクたちと共にケンカの絶えないヒョンスにとって、唯一の心の支えは、通学バスで一目ぼれした美少女ウンジュ(ハン・ガイン)。
ある日、ヒョンスとウシクは、不良にからまれていたウンジュを助ける。
ウンジュは、近くの女子高に通う一つ年上の3年生だった。
土砂降りの日、勇気を出してウンジュを喫茶店へ誘ったヒョンス。
楽しい時間を過ごし浮かれるヒョンスだったが、数日後、ウンジュをついに落としたという、ウシクの自慢気な言葉に打ちのめされる。