あらすじ
韓国プロ野球史上、20年間で引退したピッチャーは758名。
うち、10勝以上の成績をあげたピッチャーは126人、1勝をあげたピッチャーは431名。
残りの327名は、1勝もできないまま野球界を去った…。
身長170cm、体重70kg、小さな手、おまけに左利き。
この物語は、ピッチャーを夢みたカム・サヨン(イ・ボムス)の物語だ。
チームに左利きの選手がいないという理由で、「サムミ・スーパースターズ」のピッチャーに選ばれたサヨン。
チーム名とはうって変わって、「サムミ・スーパースターズ」はスター選手一人いないビリチームだ。
そんなチームに所属しながら、サヨンは「敗戦処理担当」のピッチャーとして活躍(?)する。
ある日、サヨンに一世一代のチャンスが舞い込んだ。
最強チーム「OBベース」との試合。
相手チームの看板スター、パク・チョルスン(コン・ユ)が、20連勝を目前にした試合だ。
「サムミ」チームのピッチャーたちは、負ける試合に出る気はないと、サヨンにその役をおしつけた。
果たしてサヨンは今回も「敗戦処置担当」になるのか…?!