あらすじ
朝鮮王朝時代、全国に名を広めた天才画家キム・ホンド(パク・シニャン)。
遊び好きで人付き合いが良く、誰にでも好印象を抱かせるのだが、絵に対しては高いプライドをもつ完全無欠の画家だ。
ある日、ホンドは図画署(絵に関する仕事を受けた役所)でシン・ユンボク(ムン・グニョン)に出会い、ユンボクの才能に目を見張る。
シン・ユンボクとは、女性であることを隠しながら図画署で絵を学んでいる生徒だ。
規律が厳しい図画署で自由奔放に絵を描き、そのせいで追い出されそうになったところをホンドに助けられる。
ユンボクにだけ厳しくあたるホンドだが、ユンボクはユンボクで、気難しいホンドの対応に負けじと奮い立つ。
後にホンドとユンボクは王命によって競い合うことになるが、次第に2人のあいだに師弟関係を越える感情が芽生え始めて…。