あらすじ
地方小都市、チョンガン里の村役場。
里長選挙の最中、シン・ミレ(キム・ソナ)は選挙に目もくれず、キムチジョンをがっついていた。
ミレはインジュ市の市庁秘書室に勤める10級公務員。
公務員試験に合格するまでは、試験勉強を言い訳にして自由気ままな生活を送っていた。
奇跡的に公務員になったミレだが、会議用のコーヒーを淹れていたときに事件が起きる。
コ・ブシル市長(ヨム・ドンホン)の事業費乱用問題で、会議場が修羅場と化してしまったのだ。
その後、市長は国会議員の選挙資金を集めるために、市議員ミン・ジュファ(チュ・サンミ)の提案を受けて、「ミス・ペンデンイ(サッパ)大会」を企てる。
クレジットカードの督促を受けたミレは、「ミス・ペンデンイ大会」の賞金が2千万ウォンだと聞いて、大会に出場する決意をするのだが…。
一方、ムヤン道庁からインジュ市の副市長として赴任してきたチョグク(チャ・スンウォン)も、ミレ同様、インジュ市庁に新しい風を送ることになる。
政治は"権力"と"頭脳"、"金"で執り行うものだと信じているチョグクは、初めからミレの言動に呆れるばかり。
「貧しい人が少しでも豊かに暮らせるように、豊かな人が少しだけあげたらいいんじゃないの?」
政治の「せ」の字も知らないミレが、紆余曲折を経て市長の道を進む!