あらすじ
某財閥の男と母の火遊びでできた子供ソッポン(チ・ヒョヌ)は、貧しい生活を送りながら、父親に会う日を夢見てお金持ちのマナーを徹底的に身につける。
父を探す唯一の手がかりは、父が残したネックレスと母が失くした本『グレート・ギャツビー』に電話番号が書いてあるという事実だけ。
父を探すため、財閥がよく訪れるという「オソンホテル」のベルマンになったソッポン。
ある日、オソングループ会長令嬢のシンミ(イ・ボヨン)が宿泊することになり、どケチで悪名高い彼女のルームを誰もが担当したがらないなか、ソッポンが名乗り出る。
シンミの部屋で偶然『グレート・ギャツビー』とその中に電話番号が書いてあることを見つけたソッポンは、もしかするとこれが父親の番号かもしれないと興奮する。
一方、ルックス・知性・財力3拍子揃ったフロンティアグループの後継者ウンソク(ナングン・ミン)は、ブホグループ会長令嬢のテヒ(イ・シヨン)の求愛を振り切ってシンミに片思いしていた。
お金で買えないものはないと信じるテヒと財閥の後継者の苦悩を抱えるウンソク、超合理主義者シンミの恋の行方が混迷する中、父を探すことに人生をかけたソッポンの執念が交差する。
果たしてソッポンは誰なのか?
そして、念願の富を手に入れることはできるのか?