あらすじ
両親の記憶がないまま養子に出されたイ・ソル(キム・テヒ)。
出生の秘密を悩むどころか、姉に邪険に扱われても、片思いの教授ナム・ジョンウ(リュ・スヨン)に相手にされなくても、とにかく前を向いて突っ走るとんでもないパワーをもった女子大生だ。
いつものようにアルバイトに明け暮れていたある日、ソルは外交官のヘヨン(ソン・スンホン)に引っつかまれる。
聞けば、王妃役のアルバイトをしていたソルに、写真撮影をお願いしたいとのこと。
容姿端麗、見るからにイイ男のヘヨンに言い寄られても、次のアルバイトがあるからと頑なに拒むソルだが、ヘヨンがアルバイト代を別途支給すると言うなり態度を豹変させてヘヨンを呆れさせる。
その頃、韓国全土をくつがえすプロジェクトが進められているとはつゆ知らず、ソルはヘヨンが韓国一の財閥"テハングループ"の子孫だということに気付かないまま恋愛の手ほどきをしてやるほどお惚け調子で、ヘヨンもまた、屈託ないソルを愉快に思っていた。
ある日、ヘヨンは"テハングループ"会長であり祖父にあたるパク・ドンジェ(イ・スンジェ)が思いつづけてきた、ある女性を連れて来いとの命を受ける。
韓国最高のグループをまとめる祖父が「借りがある」という人物が果たして誰なのか、不審に思いながら向かった先には、あの妙な女子大生、ソルがいたのだ。
怪訝に思いながら家に連れて帰ると、威厳ある祖父がソルの前にひざまずいて「陛下!!」と言いだすではないか…!
なんと、大統領府では韓国の皇室再建をすすめており、その末裔がソルだというのだ!
さらに、会長が孫のヘヨンではなく皇室、つまりソルに全財産を渡す意向だと知って憤るヘヨン。ヘヨンの恋人ユンジュ(パク・イェジン)もこれに納得ができず、何とか阻止しようとするのだが…。
一夜にして本物の"プリンセス"になってしまった超平凡な女子大生。ソルは韓国の皇室を再建することができるのか!?