あらすじ
世界には母親の数だけドラマがある。似ていないようで、実は非常によく似ている母子3組の心温まる物語。
1)ウォンジェ(イ・ヒョンソク)
ヤクルトの配達をして、午後には家の掃除をするうちのママ(オム・ジョンファ)。
余命5年の僕のために、世界旅行を経験させてあげようと必死に働いています。
そんなママのために僕ができるのは、一人で歩く練習をすることと、ルーヴル博物館について勉強することくらいです。
それなのに、ママの体調が悪いようです。
神様。先生。
僕の心臓があげてもいいから、ママのことを助けてください。
2)ウンソン(リュ・ヒョンギョン)
私のママ(チョン・スギョン)、いやチャン教授は、韓国ナンバーワンのソプラノ歌手だ。
そして、優雅に歩くママのうしろで衣装をもって召使いのように仕えるのが娘の私。
学芸会のときには、私が歌う歌謡曲を低俗だと言って出て行った母。腹が立って、同い年の男と結婚して子供を産んだ。
ある日、母が言った。「あなた、これまで一度だって夢を見たことがある?」
…もうこれ以上耐えられない。
オーディション番組に出て、その堂々とした顔に泥を塗ってやるんだから!
3)スンチョル(ユ・ヘジン)
乳がんだと宣告された俺のママ(キム・ヘスク)。
とにかくすぐに手術しなければいけないのに、片方でも胸を失いたくないと意地をはっている。
さらに。初恋の相手が忘れられないだと?
これまで父親にさんざん殴られて生きてきたママ。何があっても俺が守ってやる。
ママは俺のことを英語の講師だと思っているけれど、実は俺は暴力団の組員なんだ。手下共に命じて、その初恋の何とやらを見つけてやらないと—…。