あらすじ
1983年10月9日、ビルマ。
イ・ジンピョ(キム・サンジュン)とパク・ムヨル(パク・サンミン)はビルマを訪れた大統領の警護にあたっていた。
大統領一行がラングーンへ入り、アウン・サン廟で献花を行おうとしたところへテロ事件が発生。大統領は間一髪で難を逃れたものの、韓国人17名を含む21名が爆死した。
事件によりムヨルは帰らぬ人となり、ジンピョは祖国に裏切られた憤りと同僚を失った悲しみに暮れた。
その後、テロ当日に産声をあげたムヨルの息子ユンソン(イ・ミンホ)を連れて東南アジアへと渡ったジンピョは、復讐を胸に身を潜めた。
ジンピョによって特殊訓練を受けたユンソンは、武術と銃の腕を誇る青年へと成長するのだが、ジンピョが育ての親であるという事実と、実の親がテロ事件によって無残に散っていったことを知らされる。
テロを工作した人物に復讐してほしいというジンピョの願いを聞いて、立ち上がるユンソン。
必要な条件をそろえて韓国に戻ったユンソンは、対象人物を虎視眈々と狙うのだが、そこでキム・ナナ(パク・ミニョン)と出会う。
前大統領の警護員、今は植物状態にある父親の治療費を稼ぐためにあくせく働いている女性だ。
ユンソンが女性とたわむれる現場に居合わせるという最悪な出会いを果たした2人だったが、その後もたびたび顔を合わせることになる。
大統領の娘チェ・ダヘ(ク・ハラ)の護衛を任されたナナと、ジリジリとターゲットを追うユンソン、ユンソンとは別に獲物を追う検事のキム・ヨンジュ(イ・ジュンヒョク)。
侵略に戦争、クーデター、デモ…。
今も人々の前にはさまざまな壁が立ちはだかっている。
事件から20年経った、2011年ソウル。
"シティーハンター"が事件を解決するべく混沌に挑む!!