不慮の事故に遭い、妹と視力を失くした警察大学の学生スア(キム・ハヌル)。

事件から3年後のある日、盲導犬スルギとタクシーに乗ったスアは、乗り込んだタクシーが接触事故を起こして殺人事件に巻き込まれてしまう。

スアの目が見えないことを知っている運転手は轢いた女性をトランクに入れて逃げようとするのだが、視覚の代わりに聴覚と嗅覚が優れているスアはひき逃げに気付いてタクシーを降り、警察署へ向かう。

最初は視覚に障害があるスアの言葉を信じなかった警察だが、事件当時の状況を正確に把握しているスアの言葉を徐々に信頼するようになり、捜査に拍車をかける。

そんななか、事件の目撃者と名乗るギソブ(ユ・スンホ)が現われ、犯人が乗っていた車はタクシーではなく輸入車だったと新たな証言を語る。

犯人は一般の乗用車にタクシーマークを付けて客を誘引し、犯罪を行っていたのだ。

警察の捜査網を振り切るため、犯人はスアとキソブを始末しようと動き出す。

最初は反目し合っていたスアとキソブだが、忍び寄る犯人に対抗するため協力するようになる。

ギソブとスアは犯人から逃げきることができるのか!?