あらすじ
老論派※1と少論派※2の対立が激しかった17世紀末期の朝鮮。
思悼世子※3(オ・マンソク)の腹心ペク・サグェン(オム・ヒョソプ)は、清が朝鮮を監視するために送り込んだ刺客集団「フクサチョロン」や反対派の老論の陰謀に巻き込まれ、死刑に処される。
「フクサチョロン」三人衆の刺客チョン(チェ・ミンス)は、不運な星のもとに生まれたウン(ユ・スンホ)の才能に気付いて弟子として育て、殺されたペク・サグェンの息子ドンス(チ・チャンウク)は、ウンと一緒に思悼世子の親衛部隊「チャンヨンウィ」に入り、良きライバルかつ親友として成長する。
しかし、思悼世子を排除しようと図るチョンから逆らえない命令が降り、暗殺者に変貌していくウン…。
やがてドンスは当代の剣豪、グァンテク(チョン・グァンリョル)の弟子になり、「フクサチョロン」とウンに立ち向かうようになる。
朝鮮時代の3大武士と称される実在人物ペク・ドンスの伝記を元に、政治党争により王権が一番揺れ動いた朝鮮後期を描いたフィクション時代劇!
※1老論派(ノロンパ):朝鮮後期の保守政党
※2少論派(ソロンパ):実用学問を重視する朝鮮後期の少壮派政党
※3思悼世子(サドセジャ):朝鮮王朝第21代王の英祖(ヨンジョ)の次男であり王世子。