あらすじ
小さな食堂を構えて平凡に暮らしたいドゥホン(ソン・ガンホ)は、暴力団を抜けて故郷へと戻る。
しかし、"伝説"とうたわれていた彼をあっさり逃すわけはなく、裏では手が回っていた。
20代前半という若さで射撃の腕をもつセビン(シン・セギョン)は、ドゥホンを監視しろとの命令を受けて意図的に近づく。
過去を隠したいドゥホンと、正体を隠さなければならないセビン。
2人は、同じ料理学校に通いながら少しずつ距離を狭めていく。
それからしばらくして、ドゥホンは冗談半分で一緒に食堂をやらないかとセギョンに持ちかける。
人間味あふれるドゥホンを見るたび、彼が暴力団でトップをはった伝説の男だということが信じられないセギョンは知らないうちに心を開いていく。
ある日、ドゥホンを寵愛していた組織のボスが急死して、引退したはずのドゥホンが後継者候補に挙がる。
組織で分裂が起きると、監視を命令されていたセビンにドゥホンを殺すよう依頼が入る。
はじめは断ろうとしたセビンだったが、親友をがドゥホンによって殺されたと勘違いをして、仇をとるためにドゥホン殺しを請け負う。
ドゥホンの一挙一動を監視して、彼を撃つ機会を虎視眈々と狙うセビンだが、理解不能な気持ちが彼を殺すのをためらわせた。
そうしているうちにセビンへの依頼は重圧となり、ドゥホンもセビンの異変に気づくのだが…。