あらすじ
いつも問題の絶えない家庭で生きてきたチョ・ユニ(キム・ナムジュ)。
彼女はもうひとつの家族・婚家を作るのがイヤで、結婚もあえてする気がない女性だった。そんな彼女が完璧な男に出会ってしまった!
幼い頃アメリカに住む韓国人事業家に養子縁組され、ジョーンズホプキンス医大を優秀な成績で卒業した秀才。現在はソウルの総合病院で働いている、その名もテリー・カン(ユ・ジュンサン)だ。
アメリカ式のマナーを身につけた紳士で、甘くユーモラスまで持ち合わせている彼とゴールインしたユニを周りの友人たちも"遅い春がやってきた"と羨望のまなざしで見る。
一方、チャンスビラに住むチョンエ(ユン・ヨジョン)は30年近く前に市場通りで息子パン・グィナムと生き別れになってからというもの、悲しみと罪の意識で人生を送ってきた。
ユニはそれまで住んでいた家のオーナーが1億ウォンに値上げするという電話を受け、実家に預けているお金を返してもらうために訪れるも、兄がカブトムシ事業に投資してしまい、そのお金は水の泡となっていた。
そんなユニは夫テリーと共にチャンスビラに引っ越すことを決める。
しかし引越し当日から様々な問題でチョンエと言い合いになり、先行きが不安だ。
さらに干渉する両親がいないからこそ結婚したテリーも、突然実の両親を探したいと言い出し、ユニにはイライラが募っていくばかり…。