放送事故により物議をかもした人気アイドルグループWanna Oneが『ミュージックバンク』の公演のためにチリへと向かう。これとともにMBC『ラジオスター』をはじめとする芸能活動も本格化する予定だ。

Wanna Oneは21日午後、仁川(インチョン)国際空港を通じてチリに向かう飛行機に搭乗する予定だ。Wanna Oneのチリ行は、KBS 2TV『ミュージックバンク』の海外ツアーの一環である「ミュージックバンクinチリ」公演のステージに立つためである。仁川国際空港には、Wanna Oneを一目見るために多くのファンが集まることが予想される。

「ミュージックバンクinチリ」公演にはWanna Oneをはじめ、TWICE、SHINeeテミン、VIXX、B.A.Pなどが参加し、俳優パク・ボゴムがMCを務める予定だ。本公演は23日に予定されている。Wanna Oneは公演後、27日頃に帰国する。

また、彼らは21日深夜の時間帯に放送される『ラジオスター』に出演する。メンバーのカン・ダニエルとオン・ソンウ、パク・ウジンがBIGBANGのV.I（スンリ）とトークバトルを繰り広げる様子が公開される見込みだ。今回の収録はWanna Oneに「放送事故論議」が起こる前に終わったものであり、議論に対する言及はないが、Wanna Oneの「放送事故」が浮き彫りになって初めて公開されるバラエティという点で、Wanna Oneのメンバーが発した発言に対する関心も高まるものと予想される。

Wanna Oneは19日、カムバックアルバムの記者懇談会直前に撮ったMnet.com『STAR LIVE』映像で多少問題になるような発言を行い、物議をかもした。カン・ダニエルなどのメンバーが精算、熱狂的なファンの問題などを取り上げ、卑俗語と推定される発言まで口にしたため、ファンの怒りを買った。

その後、Wanna OneとYMC Entertainmentは「深く反省し、今後いつ、どこでも、すべてに慎重を期して行動し、謙遜し、そして成熟したWanna Oneになれるようにします」と謝罪の意を伝えたが、国民の反応は二分した。

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