イ・ビョンホンとウ・ミンホ監督が『インサイダーズ／内部者たち』以来再びタッグを組む映画『南山の部長たち』が、本格的な撮影に突入した。

25日、ショーボックスは『南山の部長たち』が20日にクランクインしたことを明らかにした。同映画は、1970年代の政治工作を主導して一世風靡した中央情報部部長の行跡とその裏側にスポットを当てた作品だ。

イ・ビョンホンが絶対権力維持に核心的な役割を果たす中央情報部キム・ジェギュ部長役を演じる。

ウ・ミンホ監督は「どんなことが起きたのかは広く知られているが“なぜ起きたのか”が相変らず不透明な現代史の悲劇と裏側を描き、権力に対する執着と破局という普遍的なテーマを扱いたかった。出演する俳優との熱い信頼をもとに、良い映画を作りたい」と明らかにした。

イ・ビョンホンは「諜報、心理、ドラマ、アクションなどジャンル的にすべてが含まれる映画という考えに、とても鼓舞的で俳優としての責任感もまた格別だ。初め共演することになった俳優との演技に対する期待感が大きい。共に最高の作品を作れるよう、最善を尽くす」と伝えた。

『南山の部長たち』は、11月にアメリカやフランスなど海外ロケーションを行い、2019年初めにすべての撮影を終えて年末公開予定だ。

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