アイドルグループSS501出身の歌手兼俳優キム・ヒョンジュンと元恋人A氏の損害賠償訴訟も、最終的に大法院で判決が下されることになった。 30日、関係者によるとA氏は24日、担当弁護人を通じて10月10日に下された損害賠償訴訟の判決を不服とし、上告状を提出したという。これまでソウル高等法院第32民事部は判決において、原審の判決通りA氏の控訴を棄却した。 A氏は2014年5月、「キム・ヒョンジュンに暴行され、子供を流産した」としてキム・ヒョンジュンを相手に暴行致死および傷害容疑で告訴状を提出した後に取り下げ、約16億ウォンの損害賠償請求訴訟を提起し、波紋を呼んだ。当時、歌手や俳優として活動しながら芸能界での地位を固めていた彼にとって、この訴訟はとてつもない打撃となった。 2016年の損害賠償訴訟1審ではキム・ヒョンジュンが勝訴し、裁判所は「A氏はキム・ヒョンジュンに1億ウォンを支払うこと」という判決を下した。これに対してA氏は判決を不服とし、控訴状を提出した。この過程で詐欺未遂、出版物による名誉毀損容疑が追加され、裁判は新しい局面を迎えた。 その後2審でもキム・ヒョンジュンが勝訴したが、A氏はこの判決にも従わず、結局二人の法廷争いの結果は大法院の判決で決まるものとみられる。 (c)STARNEWS