俳優ヒョンビンが、ドラマ『愛の不時着』のリ・ジョンヒョク役に惹かれた理由を明らかにした。 12月14日に初放送されるtvN新土日ドラマ『愛の不時着』は、ある日突風によるパラグライディングの事故で北朝鮮に不時着した財閥の令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)と、と彼女を匿い守り、愛することになる北朝鮮の将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)の絶対極秘ロマンスを描いた作品だ。 ヒョンビンは劇中、能力だけでなく優れた容姿まで兼ね備えた北朝鮮の特級将校リ・ジョンヒョク役を演じる。彼は同ドラマを通じて、完璧主義に近い最精鋭北朝鮮軍の大尉の隠された裏側と繊細な感情線を描き出すこと期待されている。また、徹底した業務遂行能力を自慢する彼が、韓国財閥の令嬢に出会い、恋をして変化していく過程を見せることで、これまでになかったロマンスで女心を狙い撃ちする。 ヒョンビンは「リ・ジョンヒョクを修飾する派手なスペックが完璧に近いのは事実だ。だが、リ・ジョンヒョクは『完璧さ』より『丈夫さ』に代弁される人物だと思う」とリ・ジョンヒョクの役割を紹介した。 彼は「丈夫さを越えて固さすら感じるリ・ジョンヒョクが、自身の部下のように自分を信じて従う人々の前では少し柔らかい姿を見せたりもするが、そのような部分でギャップのある魅力を感じられないだろうかと思っている」と付け加えた。 ヒョンビンが劇中演じるリ・ジョンヒョクは、原則主義に近い隙のない性格で、冷たいカリスマの持ち主だ。公開された写真の中の彼はシニカルな表情で独歩的なオーラを放っているが、人間味のある温かい微笑みも見せてさまざまな面を持つリ・ジョンヒョクに溶け込んだことを見せている。 記者:カン・ミンギョン 写真提供=tvN (c)STARNEWS