俳優イ・ビョンホンが、映画『白頭山』を通じて格別な挑戦を試みる。 26日、CJエンターテインメント側は『白頭山』に出演するイ・ビョンホンのスチールカットを公開した。同映画は、南と北すべてを飲み込む大災害である白頭山の最後の爆発を防ごうとする人々の物語を描いた作品だ。 作品のジャンルを問わず新しい変身を繰り返してきたイ・ビョンホンが、同映画では特別な努力を通じて新しいキャラクターを誕生させ、再び観客を魅了する見通しだ。 イ・ビョンホンは劇中、白頭山の爆発を防ぐための作戦の鍵を握る北朝鮮の武力部所属である一級資源のリ・ジュンビョンに扮する。デビュー後初めて北朝鮮要員のキャラクターに挑戦した。北京駐在の北朝鮮書記官として偽装活動をし、南側にスパイであることがばれて収監されていている間、チョ・インチャン(ハ・ジョンウ)が導く秘密作戦に合流することになったリ・ジュンビョン役を演じる彼は、本当の目的は隠したまま隠密に動く人物を幅広い演技力で完成させ、観客をストーリーへ引き込む。 また、ハリウッド作品で英語の台詞を駆使した経験もある彼は、今回は熟練したエリート要員役のために北朝鮮なまりから中国語、ロシア語などさまざまな言語を完璧に消化した。特に、撮影前に外国語の台詞の録音を繰り返し聞いて台詞を前もって覚え、撮影現場でも北朝鮮なまりの先生と絶えず練習を繰り返して自然な台詞を実現し、映画のリアリティーを与えたという話だ。 さらに、キャラクターに詳細な設定を加えてより一層多彩な魅力を伝える。このように役作りのための彼の特別な努力を感じることができる『白頭山』は、予測できない展開とみなぎる緊張感で新鮮なおもしろみを届けると期待される。 一方『白頭山』は、12月中に公開がスタートする。 記者:カン・ミンギョン 写真提供=映画『白頭山』イ・ビョンホン スチールカット (c)STARNEWS