俳優イ・ジェフンの主演映画『盗掘(コレクター)』が新型コロナの影響以来、メジャー投資配給会社のラインナップの中で初公開する韓国映画になる見通しだ。 23日映画界によると、CJ ENMは内部的に『盗掘』公開を6月上旬に決め、詳細スケジュールを調整している。 『盗掘』は都心の中の盗掘を素材にしたケーパームービー。 『天命の城』のSiren Picturesが制作してパク・ジョンベ監督がメガホンをとる。イ・ジェフン、チョ・ウジン、イム・ウォニ、シン・ヘソンなどが出演する。 当初、CJ ENMは4月にソン・ドンイル、ハ・ジウォン主演の『担保』を、5月に『盗掘』、6月にはファン・ジョンミン主演の『ただ悪から救ってください』をラインナップに準備中だった。しかし、新型コロナの影響で劇場状況が最悪になって公開日程を全面保留にした。 状況を注視していたCJ ENMは『担保』は下半期に公開を延ばし、『盗掘』を6月初めに公開することで調整した。まだ、新型コロナの状況を見守らなければならないが、現在5月中旬制作報告会の開催をはじめ、広報、マーケティングスケジュールを開始することを考慮している。 6月に映画が正常公開されて劇場が正常化されると、今年の夏韓国映画のラインアップは、『半島』、『英雄』のほかさらに豊かになる見通しだ。 『盗掘』が予定通りに公開できるか韓国映画界の視線が集まっている。 記者=チョン・ヒョンファ (c)STARNEWS