故ク・ハラの実兄ク・ホイン氏が、故人の財産を離婚家庭の子供たちを助けるのに使いたいと明らかにした。 ク氏は29日に公開された月刊誌WomanSenseとのインタビューにおいて、このように明らかにした。彼は現在、子供に対する養育の義務を怠った場合、財産を相続することができないようにする別名“ク・ハラ法”制定を推進している。 彼は、実の母親がク・ハラが9歳、彼自身が11歳になる頃に家を出て行ったが、ク・ハラが亡くなるとすぐに弁護士を選任して相続権を主張してきたことを明かした。 彼はインタビューを通じて「母親のいない中で懸命に生きてきた妹の財産なので、実の母親の代わりに助けが必要な人々に使われることを希望する」と法案発議の背景を伝えた。 また、ク・ハラと過ごした幼少期について「親戚の家を頼って暮らしてきたので、顔色を見て生きてきた」として「そのため、夢はいつも『わが家』を持つことだった」と回想した。 また「ク・ハラの財産が実の母親に行かない場合、まだ具体的に決めたわけではないが、妹のように困難を経験する人々の役に立つことこそ、妹が天国で最も望むことだと思っている」と話した。 さらに「離婚後、養育費をまともにもらえずにいる人々の裁判費用や、離婚家庭で大変な思いをする子供たちを助けたい。ハラが一人で作り上げた財産なので、必ず必要な人々に使われたらいいと思う」と付け加えた。 記者:ユン・ソンヨル 写真提供=WomanSense (c)STARNEWS