女優イ・ジョンウンが「アジア太平洋スクリーンアワード」で最優秀演技賞を受賞した。 イ・ジョンウンは11日、オーストラリア・ゴールドコーストで開幕した第15回アジア太平洋スクリーンアワード(以下「APSA」)で映画『オマージ』で最優秀演技賞受賞の栄誉を手にした。 「APSA」はアジア太平洋地域の優秀な映画を選定して授賞し、「アジア太平洋アカデミー授賞式」と呼ばれる授賞式。『オマージュ』は主演女優賞と監督賞にノミネートされ、イ・ジョンウンが主演女優賞を受賞した。これでイ・ジョンウンは10月ロンドン・アジア映画祭で最高俳優賞受賞から、『オマージュ』で2冠を獲得することになった。 『オマージュ』は1962年と2022年を結ぶアートファンタジーバスターで、韓国第1世代女性映画監督の作品フィルムを復元することになった中年女性監督の現在と過去を行き来するシネマ時間旅行を通じて、日常と幻想を行き来するウィットあふれるファンタスティックな旅程を盛り込んだ。フランス語で「尊敬、敬意」を意味するタイトルのように、夢と現実の中で苦軍奮闘するすべての人々に慰めと希望、暖かい共感を伝える。 イ・ジョンウンは『オマージュ』で初の単独主演を務め、過去にも現在にも人生と芸術を愛した私たちの話を率直に見せる。 記者=キム・ナヨン 写真=映画ポスター (c)STARNEWS