俳優コ・ジュンが、短編スリラー映画『Faith』の主役として活躍した。
コ・ジュンは、映画『哭声/コクソン』や『追撃者』などを演出したナ・ホンジン監督とサムスン電子が協業して制作した短編スリラー映画『Faith』の主演を務めた。
同映画は、計11分38秒のランニングタイムで自身の信念を追って動くA、B、Cを通じて、信念に対する信頼が持つ破壊力と相対性を示す物語を描いた。ナ・ホンジン監督と共にチョン・ジョンフン撮影監督、イ・フギョン美術監督、チョ・サンギョン衣装デザイナーなどが参加し、コ・ジュンの他にもチェ・ムソン、オム・テグが出演して高い完成度を披露した。
コ・ジュンは劇中、A役として謎の鍵を握るために短いシーケンスの中でも高難度のアクションシーンを消化し、強烈なサスペンスを与えた。
これに関して22日、コ・ジュンはソウル市内で進行された映画『Faith』の試写会にナ・ホンジン監督、チェ・ムソンと共に登場した。
記者会見においてナ・ホンジン監督は「普段からコ・ジュンに好感を持っていた。今回の作業を準備しながら、テキストの含蓄的なメッセージを受け取ることができる力と骨格、それに合う俳優だったらいいと思ったが、コ・ジュンは普段そのような姿をよく見せてくれた俳優だったので、オファーすることになった」とキャスティングエピソードを伝え、コ・ジュンに対する信頼感を表わした。
これに対してコ・ジュンは「普段から尊敬していたナ・ホンジン監督からオファーされて、幸せだった。監督だけでなく最高のスタッフ、サムスン電子の方々と一緒に作業できてよかった」として所感を明らかにし、「最初はペインティング扮装が多くてこのままでは画面に埋もれないかと心配したが、今日直接見ると表情と肌の質感一つ一つディテールが生きていて、より圧倒的に感じられた」として生々しい感想も伝えた。
続いて「この映画が与える伝えるメッセージは、信念だ。多くの難しいことがあっても、この映画をご覧になって皆さんも各自の信念をあきらめずにがんばってほしい」と話し、作品に対する期待感をより一層高めた。
記者:キム・ナヨン
写真提供=Samsung Newsroom
(c)STARNEWS