“2023年カンヌ国際映画祭批評家週間”に招待されたチョン・ユミ、イ・ソンギュン主演の『眠り』が、ワールドプレミア上映会を通じて全世界で初公開された。

幸せな新婚夫婦ヒョンスとスジンを悪夢のように襲った夫ヒョンスの睡眠中の異常行動、眠る瞬間に始まる恐ろしい秘密を解くために努力する2人の物語を描く映画『眠り』が、21日午前11時（現地時間）にワールドプレミアとして公式上映された。ユ・ジェソン監督をはじめとするチョン・ユミ、イ・ソンギュンが参加した中で、全世界の映画関係者と観客でいっぱいの劇場は、『眠り』に向けた熱い関心を実感させた。

公式上映に先立ち、劇場に登場したユ・ジェソン監督とチョン・ユミ、イ・ソンギュンは、観客の熱い呼応に余裕のある様子でポーズをとるなど、雰囲気を精一杯引き上げた。直接脚本を書いて演出した最初の長編映画でカンヌ入りしたユ・ジェソン監督は「『眠り』は私のデビュー映画なので、カンヌという舞台で披露できてとても光栄だ。素敵な2人の俳優たちと一緒に撮ることができて、この上なく大きな喜びであり、光栄だった。どうか楽しく見てほしい」と胸いっぱいの気持ちを伝えた。

また、チョン・ユミは「ユ・ジェソン監督の最初の映画で監督とイ・ソンギュンさんと一緒にカンヌに来てうれしいし、映画を楽しく見てほしい」と話し、イ・ソンギュンは「カンヌで初めて披露することができて、幸せで誇らしく、光栄に思う。今とても胸がいっぱいでワクワクする。また、家族と一緒に映画を初めて見るが、子どもたちには怖がらずにたくましく楽しく見てほしい」として、共に今年の“カンヌ国際映画祭批評家週間”に参加した感想を明らかにした。

緊張するイントロシーンに続きオープニングクレジットが登場すると、観客は皆、拍手で作品を歓迎した。「眠り」という平凡なテーマから出てくるミステリアスな話と予測不可能な展開は張り詰めた緊張感とサスペンスをかもし出し、チョン・ユミ、イ・ソンギュン2人の俳優の好演と完璧な呼吸は、観客をより一層没入させた。上映が終わったあと、エンディングクレジットが流れると客席からは拍手があふれ、これに3人は感激したように明るい笑みで応えた。

特別なケミストリーで期待感を高める映画『眠り』は、今秋公開予定だ。

記者：キム・ナヨン
写真提供＝Lotteエンターテインメント

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