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クリスタル、『クモの巣』でのライジングスター役に期待

2023/08/18

クリスタル、『クモの巣』でのライジングスター役に期待


『クモの巣』に出演するクリスタル(チョン・スジョン)、が1970年代に急浮上したライジングスター ハン・ユリムとして観客の心をつかむ予定だ。

多様な作品で自分だけのフィルモグラフィを積み上げたクリスタル。独歩的なスタイルと舞台掌握力でK-POPアーティストたちの中でもユニークな魅力を誇示する彼女は『父親叫喚』で世の中の偏見に対抗する妊娠5ヵ月目の妊婦チャ・トイル役を演じ、“第42回青龍映画賞”の「新人女優賞」にノミネートされるなど女優として堂々と位置づけられている。そんな彼女が映画『クモの巣』で1970年代の忠武路のライジングスター ハン・ユリム役を演じ、観客をもう一度驚かせる予定だ。

『クモの巣』は1970年代、撮り終えた映画『クモの巣』の結末だけ再び撮れば傑作になると信じるキム監督(ソン・ガンホ)が、検閲や変わった内容を理解できない俳優と制作者など狂いそうな悪条件の中で撮影を進めながら起きることを描いた作品。クリスタルが演じたハン・ユリムは、映画の中の映画『クモの巣』のに出演する主演女優であり、次々と次回作が決まるライジングスターだ。

クリスタルは「70年代の音楽、ファッション、ヘアなどその時代の雰囲気が好きだ。このような時代に対する関心とシナリオの特別さ、キム・ジウン監督とソン・ガンホ先輩をはじめとする俳優たちとご一緒できる作品だったので、一行の台詞だけの役でも絶対に出演したかった」と話した。実際、プロダクション過程でハン・ユリムのヘア、メイクアップ、衣装などビジュアルコンセプトを決めた当時、直接その時代の資料を調査してキム・ジウン監督に意見を出し、キャラクターに対する情熱と真心を示したという話だ。キム・ジウン監督は「チョン・スジョンはすべての瞬間、毎呼吸が誤差のない計算と瞬発力、映画とキャラクターに対する解釈で正確な表現を見せてくれる。『クモの巣』はチョン・スジョンが女優として新しい評価を得ることになる作品になるだろう」と期待を高めた。

『クモの巣』は、今年の秋夕(チュソク)公開予定だ。

記者:キム・ナヨン
写真提供=Barunson E&A

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