2007/01/15
映画『ハーブ』(監督ホ・インム、制作KMカルチャー)は、精神遅滞を抱えている娘とその母親を中心とした愛と別れについて語る映画である。世の中を生きて行きながら誰もが一度は愛するようになり、また周りの家族と永遠の別れを告げることになる。映画『ハーブ』は、このような日常的な筋書きを通じて、その日常の中の幸せと悲しみを大声を出さずに、ひそひそとささやいてくれる。この映画の長所は、まず、全ての年齢層・・・